ディズニー直営リゾートレポート：ディズニー・ウィルダネス・ロッジ

訪問時期：2023年6月下旬

自然あふれるリゾートステイを楽しめるディズニー・ウィルダネス・ロッジ。テイストはややアニマルキングダム・ロッジに通じる部分もあります。アニマルキングダム・ロッジはサファリ、サバンナのイメージですが、ウィルダネス・ロッジは北米の国立公園や山岳地帯のイメージです。冒険心をくすぐるようなリゾートのつくりで他とは異なるリゾート体験になるでしょう。本日はそんなウィルダネス・ロッジをレポートいたします。

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ロビーエリアについて

メインエントランスに到着すると、木製屋根、丸太をつなげたような梁や柱が目に飛び込み、まさに「ロッジ」の雰囲気です。

ロビーエリアに一足踏み入れれば6階まで吹き抜けの巨大ログハウス！内装にはトーテムポールや変わった形の照明など、見ているだけで童心に返るようなワクワクした気持ちになります。

奥まで進むと外に出られるようになっていますが、その手前には小さな間欠泉があり、橋がかかっています。よく見るとここで湧き出た水が外に流れているようです。これを見たら外をすぐ探検したくなるはずです。早速お出かけしてみましょう♪

中庭、プールエリアについて

フロントを抜けると、湖まで広い中庭があります。遊歩道を挟むように両脇に多くの木や花があるため湖はすぐには見えず、森を歩いている気分です。色とりどりの花が植えられておりついつい足を止めて見てしまいました。さて、先ほどのロビーエリアの湧き水は川となって流れており、だんだんとそのまわりがごつごつとした岩に囲まれていくようになり、その先には小さな滝もありました。リゾートを背景に生い茂る木、岩、滝が映る景色はウィルダネス・ロッジならではなのでぜひいろんな角度で写真を撮ってみてください。

中庭中央にはプールがあります。訪問は6月、日中は30度近くということもあり、パークには行かずにプールで過ごすゲストの姿も。この日は夜11時まで営業していたので、パークで遊んでからもプールを楽しめます。また、プールエリアにはお子様向けのインタラクティブなスプラッシュエリアもあります。

さらに奥には大きな間欠泉が！偶然にも、噴出の瞬間も見ることができました。ゴオオと大きい音が響き、高さも5～6メートルありそうなくらい高く迫力満点です。見ることができてラッキーでした。

湖まで到着しました。湖は森のように木で囲まれており、本当に湖畔まで休暇を過ごしに来たような気分です。湖には短い桟橋が伸びており、その先からボートが出ています。行先はマジック・キングダム。なんと、マジック・キングダムパークまでボートですと10分ほどで移動できます。心地よい風を感じながらパークに向かうのもアトラクション感覚で楽しめます。

キャラクターグリーティングについて

中庭からロビーに戻ると何やらにぎやかな様子。どうやら各リゾートを回っているキャラクターキャラバンがちょうとウィルダネス・ロッジに到着していたようです。普段パークで並ばないと会えなかったり、そもそもグリーティングの機会のないキャラクターにも会えたりするのでとっても貴重な体験ですが、時間帯は決まっていないのでもし出会えたらラッキーなディズニー直営リゾートの嬉しいサプライズです。この日はウェンデル、キング・ルーイ、ピノキオ＆ゼペット、マックス、フック船長、プルート、ボルトに会えました。ちなみにキャラクターのキャラバンは、専用の車が目印です。もしリゾートのエントランスにこの車が止まっていたら、ロビーで会える可能性があります。

レストランについて

■クイックサービスレストラン

Roaring Forkは所謂ほかのリゾートでいうところの「フードコート」に近いレストランです。リフィルマグの購入やドリンクのリフィルができ、ワッフルやオムレツがあるのもほかのリゾートと同じですが、ほかのリゾートに比べるとこじんまりとしており、テーブル席も少ないです。ほかのリゾートのように棟が5つ6つなど分かれていないため、ここで購入してお部屋で食べるゲストがいることも一定数いるかもしれませんが、朝は混みあうと思いますので注意してください。

こちらのフードコート以外にも下記のクイックサービスレストランがあります。

・Geyser Point Bar & Grill

■テーブルサービスレストラン

Whispering Canyon Cafeはスキレット料理、ハンバーガーやサンドイッチがメインのお店です。サーバーさんがとってもフレンドリーに話しかけてきます。メインの料理にはフライドポテトがついているものが多いのですが、サーバーへケチャップを頼むとちょっとしたイベントが発生しますので、ぜひ注文してみてください。

ほかにも下記のテーブルサービスレストランがあります。

・Story Book Dining at Artist Point with Snow White

客室について

こちらは通常のお部屋サイズ（最大人数4名+幼児1名）です。ウィルダネス・ロッジは眺望のほか、キングサイズベッド1台のお部屋とクィーンサイズベッド2台のお部屋でお部屋タイプを分けています。近年のリノベーションにより、絨毯からフローリングへ、ベッドは下にスーツケースが収納できるようになったほか、ベッドボードや壁紙が一新され温かみのあるコテージ感から美しく上品な雰囲気に変わりました。ベッドボードが木々のイラストになっていますが、チップとデールのシルエットを発見しました！

ほかのリゾート同様コーヒーメーカーがありますが、デラックスクラスのため紙コップのほかにガラスのコップやマグカップも常備されています。また、こちらもリノベーション後のリゾート共通事項ですが、テレビ下とベッドサイドにコンセント穴とUSBのハブがそれぞれ4か所ずつあり、各種充電には困りません。

ベランダがついているのもデラックスクラスリゾートの魅力の一つです。特にネーチャービューでは目の前に林があるので大自然の中のロッジに泊まっているんだ、という雰囲気を存分に味わえます。ベランダの椅子に座り外の景色を眺めながらゆっくりコーヒーを味わうのも良いかもしれません。

バスルームについて、トイレは独立ではありませんがバスタブにガラスの引き戸、シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの両方がありました。洗面台のシンクは二台あり、鏡がとても大きいです。

感想

ロッジというだけあって自然に囲まれたウィルダネス・ロッジは散策しているだけでも楽しく、ユニークなダイニング体験やボート移動も魅力です。デラックスクラスの中でも比較的に料金が割安のため、マジックキングダムリゾートエリアの中でも料金重視でデラックスクラスへ滞在されたい方、アニマルキングダム・ロッジの雰囲気は好きだけど別のリゾートにも泊まってみたいという方、自然に囲まれてのホテルステイを楽しみたいという方におすすめです。

※内容は予告なく変更となる場合があります。

サイ＠mickeynet