訪問時期:2024年4月
オーランドとマイアミ間を結ぶ列車ブライトラインが昨年開通し、飛行機や車以外の移動手段が増えました。約1時間に1本ほどのペースで運行していますが、本数や時刻は日により異なります。
★記事:オーランド空港ターミナルCからフォート・ローダーデールへの交通手段
今回はクルーズを終えて下船後に、フォートローダーデールからオーランドへ向けて乗車してみましたのでその様子をレポートします。
ブライトラインのフォートローダーデール駅は空港ではなく、別の場所に位置します。クルーズ船の港から車で15-20分ほど。港から直接のシャトルバスはでておらず各自で移動が必要になりますので、今回はLyftを利用しました。
※オーランド駅はオーランド空港(ターミナルC)内にあります
■下船後移動の流れ
例:
9:00 下船、アメリカへ再入国
9:25 ターミナルを出る、配車
9:30 Lyft (乗車約18分)
9:50 駅到着、セキュリティ通過
10:10 駅のプラットフォームへ
10:20 定刻発車
※下船の時間帯によっては船を降りるまで及び入国審査にならぶ場合があります
車が駅へ到着すると、駅入口の目の前で降ろしてくれ、早速中へ入るとサービスデスクや券売機があります。
チケットを購入済の場合は、そのまま2階へ移動し予約時に送られてくるQRコードをスキャン、セキュリティを通過します。空港のようにそこまで厳しくありませんでした。
セキュリティ通過後の待合ロビーにはバー、売店にソファ椅子がならび、寛ぎながら列車を待ちます。プレミアムクラスの予約を持っている場合は、専用ラウンジを利用できるのでより快適に。電光掲示板にスケジュールなど電車の情報が掲載されるので、遅延などが発生していないか運行状況を確認しましょう。
電車出発時刻の10分前になるとプラットホームへ降りることができます。今回はマイアミ方面からの電車が来るのを待ち、乗車。指定席なので、急ぐ必要はありませんが時間には余裕をもって向かいましょう。指定した車両(COACH3など)を確認し、事前に自分の車両の位置で待ちます。新幹線と同じですね。
通常席(スマート)とプレミアム席があり、今回は通常の席での乗車です。(プレミアムですと付随サービスが異なります)乗車すると白基調の車内でとても綺麗でした。
大きな荷物を置くスペースがありますが、小さく限りがあります。座席上の収納棚にも収納可能。キャリーオンは上へ、大きなスーツケースはスペースへ置きました。ただ、スペースが狭く確約ではないこと、スーツケースが心配で頻繁に見に行っていたので預け入れた方が良いかもしれません。
※通常席(スマート):荷物の預け入れは有料サービスとなります。
車内はまだ新しく綺麗で快適でした。指定席を決める際は車両の進む向きに注意した方がよいかもしれません。向かい合う4人席は家族向けにおすすめで、お子様連れにはよさそうでした。
前の座席にテーブルがついているので、飛行機のように引き出して使うことができます。また、車内販売もありましたのでスナック、コーヒーなどの購入も可能です。今回の便は満席ではなかったですが、そこそこ埋まっており、各駅で乗客が意外と入れ替わるのが印象的でした。ウェストパーム・ビーチ以降は降車駅がないのですが、間がすごく開いています。
ブライトラインの料金は変動制なので、時間や予約状況により随時変わります。特にクルーズの下船に合わせた時間帯は少し元々割高になっている印象です。今回は片道100ドル弱での乗車でしたが、安い時間帯であれは40ドルくらいの場合もあります。
新幹線のような速さはありませんが3時間で快適に移動ができるので、選択肢として増えたことはありがたいですね。読書をしたり、写真の整理をしたり、意外と移動時間もあっという間に感じました。予定や予算にあわせて飛行機と比較して計画されるといいのかなと思います。
ステファニー@mickeynet
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