カリフォルニア ディズニーランド70周年|私の20年分の魔法の記憶

眠れる森の美女の城
2012年に私が初めて見た眠れる森の美女の城
タクミ

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートが、先日7月17日に70周年を迎えましたね!私自身が初めてこのパークを訪れたのは、ちょうど20年前の2005年。それから、2012年・2015年・そして2023年と、何度かこの「夢のはじまりの場所」に足を運んできました。

今回は、そんな私のディズニーランド・リゾートの思い出を振り返りながら、70周年を迎えた永遠に完成しないパークの魅力をお届けしたいと思います。

  1. 2005年:はじめて訪れたのは50周年…の直前に
    1. これが最初につくられた城
    2. スプラッシュ・マウンテンの違いに驚き
    3. オリジナルのホーンテッドマンションは白い米南部の邸宅
    4. リニューアル前のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー
    5. 太陽が輝く旧パラダイス・ピアの風景
  2. 2012年:思い付きで決めた、ディズニーだけの弾丸旅行
    1. 名作ショー「マジック、メモリーズ・アンド・ユー」
    2. カーズランドの衝撃
    3. 変わりゆくパラダイス・ピア
    4. ワールド・オブ・カラーの圧倒的演出
    5. タワー・オブ・テラーの記憶
    6. 今では貴重な思い出に…2012年のグリーティング風景
    7. そのほかの懐かしい記憶
  3. 2015年:60周年ダイアモンド・セレブレーションとホリデー
    1. 「ダイアモンド×ホリデー」で全てが煌びやかに
    2. ペイント・ザ・ナイトのデビュー
    3. 豪華絢爛な花火「ディズニーランド・フォーエバー」
    4. ワールド・オブ・カラーも60周年バージョンに
    5. 手が届きそうなエンターテインメント
    6. ステージ全体がスクリーン!? 驚きの「ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップ」
    7. そのほかの懐かしい記憶
  4. 2023年:8年振りの訪問にホリデーとディズニー100周年
    1. 心が震えるホリデー伝統の「キャンドルライト・プロセッショナル」
    2. 100周年の装飾
    3. ピクサー・ピアに初めまして
    4. サンフランソーキョー・スクエアに初潜入
    5. リニューアルしたミッキーのトゥーンタウン
    6. 2021年に誕生したアベンジャーズ・キャンパスへ!
    7. ディズニーランド・ホテルの新棟「ディスカバリー・タワー」もチェック
    8. ピクサー・プレース・ホテルになりかけ!
    9. そのほか2023年の訪問で新しい出会い
  5. 私の記憶のなかの比較
      1. 眠れる森の美女の城
      2. パラダイス・ピア ⇒ ピクサー・ピア
      3. ディズニーランド鉄道のメインストリートUSA駅
      4. ミッキーのトゥーンタウンへの入口
      5. タワー・オブ・テラー ⇒ ガーディアンズ
  6. そして、70周年のセレブレート・ハッピーへ!
    1. 70周年の見どころ
    2. タクミが楽しみにしていること…
  7. まとめ

2005年:はじめて訪れたのは50周年…の直前に

私がはじめてカリフォルニア ディズニーランド・リゾートを訪れたのは、高校時代のホームステイがきっかけでした。自分で時期を選べるわけではなかったので、50周年のイベントが始まる直前の訪問となりました。

1週間ほどのカリフォルニア滞在中に、パークに行けたのはわずか1日だけ。しかもホームステイ先の事情で、夕方前にはパークを出なくてはいけないという短時間の滞在でした。

それでも「せっかく来たからには!」と、パークホッパー・チケットでディズニーランドとカリフォルニア・アドベンチャーの2パークを行き来でぎゅっと楽しんだのを覚えています。

これが最初につくられた城

眠れる森の美女の城(2005年)

東京で慣れ親しんだ私にとっては「お城が小っちゃい!」というのが第一印象でした。
でも、このクラシックな雰囲気が“世界初のディズニーパーク”らしくて、今思えばとても味がありますよね。

スプラッシュ・マウンテンの違いに驚き

スプラッシュ・マウンテンの様子(2005年)

こちらは、いまでは「ティアナのバイユー・アドベンチャー」に生まれ変わったアトラクション。「スプラッシュ・マウンテン」。縦1列のボートという、他のパークとは少し違う仕様で、ライド後は靴までびしょ濡れになって「ここまで!?」と驚いたのを覚えています。

オリジナルのホーンテッドマンションは白い米南部の邸宅

カリフォルニアのホーンテッドマンション(2005年)

世界初のホーンテッドマンションもほかとは異なる外観にワクワクさせられました。ストレッチングルームは“部屋が伸びているのか?それとも目の錯覚なのか”、他のパークと違うオリジナルの演出にほんとに興奮・混乱です。

パークごとに違った演出があるなんて!──そんなパークの楽しみ方を教えてくれた、思い出深いアトラクションでもあります。

リニューアル前のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク・エントランス付近の様子(2005年)

ディズニーランド・パークを一周した後は、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーへ。2つのパークはエントランス同士が向かい合っていて、すぐにパークホップできることにも驚きました。当時(2005年)はまだリニューアル前で、エントランス周辺のテーマランドは「サンシャイン・プラザ」。パーク全体のコンセプトだった“カリフォルニア文化”が色濃く表現されていたのが印象的でした。

太陽が輝く旧パラダイス・ピアの風景

テーマ刷新前のパラダイス・ピア(2005年)

こちらは、現在はテーマが一新された旧「パラダイス・ピア(現:ピクサー・ピア)」の一部の様子です。当時は、いまとは異なり観覧車の中心には太陽が描かれていました。

私は旅行前に「カリフォルニア・スクリーミン(現:インクレディコースター)」の写真を見て、「ミッキーの顔の中で一回転するの!?」と思い込んでいたんです。でも実際は、コースが顔の前を通るように設置されていただけでした(笑)

当時のパラダイス・ピアはアミューズメントパークの色が濃い目(2005年)

この頃のピクサー・ピアには、キャラクター要素が少なく、シーサイドのアミューズメントパークというテーマが前面に出ていて、まるでカリフォルニア観光を楽しんでいるかのような雰囲気でした。

2012年:思い付きで決めた、ディズニーだけの弾丸旅行

2回目のディズニーランド・リゾート訪問は、2012年9月。プロジェクションマッピングショーの先駆け「マジック、メモリーズ・アンド・ユー」が終了すると知り、どうしても最後に見ておきたくなって、思い付きのように旅を決めました。

今回はディズニーランド・リゾートだけを楽しむ3泊の旅。前回訪れてから7年が経っていたこともあり、「やりたいこと」「見たいもの」が盛りだくさんで、まさに体力勝負の弾丸旅行になりました。

パークの進化にワクワクしつつ、少しずつ失われていく景色にも切なさを感じた旅でした。

名作ショー「マジック、メモリーズ・アンド・ユー」

イッツ・ア・スモールワールド(2012年)

「マジック、メモリーズ・アンド・ユー(The Magic, the Memories and You)」は、「イッツ・ア・スモールワールド」の外観をスクリーンに使用した、プロジェクションマッピングのナイトショーです。2011年から2012年にかけて公演されていました。

もともとウォルト・ディズニー・ワールドのシンデレラ城で上演されていたこのショーを現地で見て感動し、カリフォルニア版では「イッツ・ア・スモールワールド」がスクリーンになると聞いて、どんな演出なのか気になって仕方がなかったんです。

今ではプロジェクションマッピングは、世界中のディズニーパークでショー演出の一部として当たり前の存在になっていますが、このショーではプロジェクションそのものが主役でした。そんな先駆け的な作品だったからこそ、当時目にした光景が今でもとても感慨深く思い出されます。

カーズランドの衝撃

ラジエーター・スプリングス・レーサーの様子(2012年)

この「カーズランド」の存在も、旅に出た大きな理由のひとつでした。2012年6月にオープンしたばかりで、映画『カーズ』の世界が本当にそのまま広がっていて、初めて見たときはその風景に心から感動したのを覚えています。

変わりゆくパラダイス・ピア

パラダイス・ピア
パラダイス・ピアの様子(2012年)

パラダイス・ピアの景色がすっかり変わっていました。もともとは「サン・ウィール(Sun Wheel)」として太陽のマークが特徴的でしたが、2009年に「ミッキーのファン・ウィール(Mickey’s Fun Wheel)」としてリニューアルされ、この時にミッキーの顔が中央に描かれるようになりました。

観覧車がミッキーの顔に変わっていた一方で、「カリフォルニア・スクリーミン」のミッキー型のループはなくなっていました。かつて象徴的だったあのシルエットが消えていて、ちょっとさみしい気持ちに。

ワールド・オブ・カラーの圧倒的演出

ワールド・オブ・カラーのワンシーン
のワールド・オブ・カラーのワンシーン(2012年)

そして何より圧倒されたのが、2010年6月にスタートした「ワールド・オブ・カラー」。音楽にあわせて吹き上がる無数の噴水のダイナミックさに、思わず息をのんでしまいました。水のスクリーンにディズニー映画の映像が鮮やかに映し出される技術にも驚かされます。

さらに、このショーはスタート以来、細かな演出や技術のアップデートを重ねながら、長年にわたり観客を魅了し続けています。何度訪れても新鮮な感動を与えてくれる、その進化し続ける美しさが大きな魅力のひとつです。

そして、70周年を迎えた今、「ワールド・オブ・カラー・ハピネス!」として新たな演出で登場。ディズニーらしい希望や喜びのメッセージがより強く込められた内容となっています。

タワー・オブ・テラーの記憶

トワイライト・ゾーン・タワー・オブ・テラー
バグズランドから見上げたタワー・オブ・テラー(2012年)

いまはなきバグズランドから、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクションへと生まれ変わった、かつての「トワイライト・ゾーン・タワー・オブ・テラー」を見上げるノスタルジックな一枚です。

今では貴重な思い出に…2012年のグリーティング風景

ミニーマウスのグリーティング
ミニーマウスのグリーティング(2012年)
ダッフィーの移動
ダッフィーのグリーティング(2012年)

今思えば、あの頃だけのレアな光景でしたね。

そのほかの懐かしい記憶

フィニアスとファーブのロッキン・ローリン・ダンスパーティー
フィニアスとファーブのロッキン・ローリン・ダンスパーティー(2012年)
ミッキーのサウンドセーショナル・パレードのフロート
「ミッキーのサウンドセーショナル・パレード」でミッキーのドラム捌きに惚れ惚れ(2012年)
ディズニーランド・モノレール
カーズランドのオープンでモノレールはカーズラッピング(2012年)
R2-D2ポップコーンバケット
いまだ家に眠るR2-D2ポップコーンバケット(2012年)

2015年:60周年ダイアモンド・セレブレーションとホリデー

この年はカリフォルニアのディズニーランド・リゾートの60周年を記念したイベント「60周年ダイアモンド・セレブレーション」と初めての「ホリデーシーズン」を目的に訪れました。とにかく特別感がすごかったんです…!

キラキラと輝くデコレーションに、記念グッズやショーも盛りだくさん。あのダイアモンドブルーの世界に包まれて過ごすホリデーは、本当に忘れられない思い出です。

「ダイアモンド×ホリデー」で全てが煌びやかに

装飾された眠れる森の美女の城
60周年とホリデーの輝きを放つ眠れる森の美女の城(2015年)

あの年、ディズニーランドはいつにも増してまばゆい光に包まれていました。60周年のダイアモンド・セレブレーションとホリデーの雰囲気も重なり、昼も夜もキラキラ。特に眠れる森の美女の城は、ダイアモンドのように輝くデコレーションとイルミネーションで、ただ立ち止まって見上げるだけで胸がいっぱいになったのを覚えています。

ディズニーランド鉄道の駅舎
ディズニーランド鉄道の駅舎にも大きく「60th」の文字(2015年)
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのエントランス
カリフォルニア・アドベンチャーのエントランスはより煌びやかに(2015年)
カーセイ・サークル・レストラン
カーセイ・サークル・レストランもダイアモンドの装飾(2015年)
チケットブース
チケットブースにもデコレーション(2015年)

ペイント・ザ・ナイトのデビュー

ペイント・ザ・ナイトのカーズセクション
ペイント・ザ・ナイトのカーズセクション(2015年)

2015年の訪問で特に印象的だったのが、新ナイトパレード「ペイント・ザ・ナイト」のデビューでした。色鮮やかな光のパレードは、まるで魔法がかかったようにパークを彩り、初めて観た瞬間は思わず感動で涙がこぼれそうになりました。

最新のLED技術を駆使した光の演出は、ディズニーランドの夜をこれまで以上に幻想的で華やかにしていて、まさに60周年を祝うにふさわしい素晴らしいショーでした。

また、エレクトリカルパレードを継承するように、バロック・ホウダウンのフレーズが出てきたことにも感動しました。

そんな「ペイント・ザ・ナイト」が、70周年の今ふたたび帰ってきたなんて──あの時の感動が、また新たに甦りますね!

豪華絢爛な花火「ディズニーランド・フォーエバー」

ペイント・ザ・ナイトのカーズセクション
ディズニーランド・フォーエバーのワンシーン(2015年)

夜空を彩った「ディズニーランド・フォーエバー」も、忘れられない思い出のひとつです。音楽とプロジェクション、そして圧巻の花火が見事に融合し、“フォーエバー”という言葉にぴったりの感動的なショーでした。

プロジェクションの投影場所が広がり、これまでの「お城前が定番」だった花火観賞のイメージが一新。さまざまな角度から楽しめる新しいスタイルのショーとして、観る場所ごとに異なる魅力があったのも印象に残っています。

ディズニーランド・フォーエバーのプロジェクション
メインストリートUSAのプロジェクション(2015年)

ワールド・オブ・カラーも60周年バージョンに

ワールド・オブ・カラー:セレブレート!ワンダフル・ワールド・オブ・ウォルト・ディズニー
ワールド・オブ・カラー60周年バージョンではウォルトさんに出会えた(2015年)

カリフォルニア・アドベンチャーの定番ナイトスペクタキュラー「ワールド・オブ・カラー」は、60周年を記念して特別バージョンに進化。「ワールド・オブ・カラー:セレブレート!ワンダフル・ワールド・オブ・ウォルト・ディズニー」と題し、ウォルト・ディズニーの夢と遺産を讃える演出が盛り込まれました。

映画の名シーンや音楽に加え、ウォルト自身の声や当時の映像も登場し、観る者の心に深く訴えかけるショーでした。

手が届きそうなエンターテインメント

カバルケードの様子
60周年コスでミッキーたちが登場(2015年)

華やかなパレードももちろん大好きですが、ディズニーランド・バンドの生演奏に合わせてやってくるエンターテインメントは、キャラクターたちが本当に目の前まで来てくれるので、とても身近に感じられて、心に強く残りました。

ほかにも、小さなエンターテインメントがパークのあちこちで行われていて、ふと足を止めたくなるような楽しい時間がたくさんありました。

踊るチップ
チップも軽やかにダンス(2015年)
踊るグーフィー
グーフィーの身のこなしも素敵(2015年)

ステージ全体がスクリーン!? 驚きの「ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップ」

ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップ
ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップの弟子ミッキー(2015年)

60周年イベントとは直接関係のないレギュラーショーでしたが、「ミッキー・アンド・ザ・マジカルマップ」も強く印象に残っています。何より驚いたのは、ステージ全体が巨大なスクリーンだったこと。今でこそ珍しくないのかもしれませんが、当時は衝撃的でした。

そのほかの懐かしい記憶

ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルの外観
この頃はディズニー・パラダイス・ピア・ホテル(現ピクサー・プレース・ホテル/2015年)
PCHグリル入口
パラダイス・ピア・ホテル内ではキャラクターブレックファーストもやってましたね。(2015年)
60周年フード
アメリカらしさも楽しめる60周年フード(2015年)
クリスマスツリー
同時にホリデーも楽しむ旅でした(2015年)

2023年:8年振りの訪問にホリデーとディズニー100周年

4回目のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートへの訪問は、ホリデーシーズンの伝統的な特別イベント「キャンドルライト・プロセッショナル」を鑑賞するのが目的でした。そして、ちょうどディズニー創立100周年のお祝いも真っ只中というタイミング。

8年ぶりの訪問だったため、リゾート全体が大きく変わっていて驚きの連続。「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」や「ピクサー・ピア」、「サンフランソーキョー・スクエア」、「アベンジャーズ・キャンパス」など、新エリアも盛りだくさんで、見たい場所が多すぎて大忙しの旅になりました。

心が震えるホリデー伝統の「キャンドルライト・プロセッショナル」

キャンドルライト・プロセッショナル
演者の数に圧倒されるキャンドルライト・プロセッショナル(2023年)

この旅でいちばん感動したのが、ディズニーランド・パークで行われた「キャンドルライト・プロセッショナル」。この伝統行事は、ウォルトが存命だった頃から続く特別なセレモニーで、楽団と大聖歌隊、語り手(ナレーター)が、クリスマスの物語を厳かに朗読し、合唱とともに届けてくれます。

この年の語り手は、映画『キャプテン・マーベル』で主役を演じたブリー・ラーソンさん! 優しくも力強い声や、ライトアップされたメインストリートUSAの景色、生演奏の荘厳な音が重なり、会場全体が神聖な空気に包まれていました。

キャンドルライト・プロセッショナル
スポットライト浴びて語るブリー・ラーソンさん(2023年)

100周年の装飾

ディズニー100メダリオン
ダウンタウン・ディズニーに設置されたディズニー100のメダル(2023年)

2023年は、ディズニー創立100周年を祝うアニバーサリーイヤー。パークのあちこちが“ディズニー100”仕様にデコレーションされ、特別な一年を彩っていました。

ディズニー100のミゲル像
ディズニー100のキャラクター像もあらゆるところに(2023年)
パークチケット
パークチケットもディズニー100柄になっていました(2023年)
ディズニー100ラッピングのディズニーランド・モノレール
ディズニーランド・モノレールもディズニー100ラッピング(2023年)
ディズニー100展示
メインストリート・オペラハウスではディズニー100関連の展示が(2023年)

ピクサー・ピアに初めまして

ピクサー・ピアのエントランス
ゲートをくぐるワクワク感がたまらない(2023年)

訪れるたびにリニューアルしていたカリフォルニア・アドベンチャーの「パラダイス・ピア」は、2018年6月に現在の状態の「ピクサー・ピア」と生まれ変わりました。

今回はそのピクサー・ピアに、ようやく「はじめまして」のご挨拶ができた旅でもありました。

サンフランソーキョー・スクエアに初潜入

サンフランソーキョー・スクエアのエントランス
まさにベイマックスの世界「サンフランソーキョー・スクエア」(2023年)

2023年8月に新登場したエリア「サンフランソーキョー・スクエア」にも初めて足を踏み入れました。

映画『ベイマックス』の世界がそのまま広がっていて、日本語の看板や建物、BGMなどがいたるところに散りばめられ、カリフォルニアにいることをふと忘れてしまうような、不思議な心地よさがありました。

サンフランソーキョー・スクエアの様子はこちらから

リニューアルしたミッキーのトゥーンタウン

トゥーンタウンのエントランス
エントランスの看板もリニューアル(2023年)

2023年春にリニューアルオープンした「ミッキーのトゥーンタウン」も、今回の旅で初体験!広場の中心には人工芝のスペースが新設されていて、子ども連れファミリーがのんびり過ごせる癒しエリアに進化していました。

さらに、新アトラクション「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」も登場。既存のアトラクションも、子どもたちがインタラクティブに楽しめる内容へとリニューアルされていて、エリア全体がパワーアップしていました。

ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイの入り口(2023年)
ミニーマウスの噴水
リニューアルで設置されたミニーマウスの噴水(2023年)

2021年に誕生したアベンジャーズ・キャンパスへ!

アベンジャーズ・キャンパスの裏口
カーズランドから入るアベンジャーズ・キャンパス(2023年)

マーベルの世界が楽しめる「アベンジャーズ・キャンパス」にも足を運びました。目当てはもちろん、スパイダーマンと一緒に戦える「ウェブ・スリンガー:スパイダーマン・アドベンチャー」!

手の動作でクモの糸を飛ばせる新感覚アトラクションにワクワク…だったのですが、これがなかなか難しい!どうも思うように命中せず、ヒーロー研修生にもなれず…(笑)。

アベンジャーズ・キャンパスの裏口
ピーター・パーカーから緊急ミッション!「ウェブ・スリンガー:スパイダーマン・アドベンチャー」(2023年)

ディズニーランド・ホテルの新棟「ディスカバリー・タワー」もチェック

ディズニーランド・ホテルの客室棟
ディズニーランド・ホテルの新「ディスカバリー・タワー」が右の建物(2023年)

2023年にオープンしたディズニーランド・ホテルの新棟「ディスカバリー・タワー」も見てきました。

こちらは全室ヴィラタイプの棟で、客室やロビーのあちこちにディズニー映画やキャラクターをモチーフにしたアートが飾られていてとっても素敵。

宿泊はしていませんが、次の旅ではぜひ泊まってみたいと思いました♪

ディスカバリー・タワーのロビー
ディスカバリー・タワーの様子(2023年)
プールエリアから見たディスカバリー・タワー
プールエリアから見たディスカバリー・タワー(2023年)

ピクサー・プレース・ホテルになりかけ!

ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルの客室
客室もパラダイス・ピアからピクサーになりかけ(2023年)

2023年の旅のときは、ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルが「ピクサー・プレース・ホテル」になる途中のタイミング。すでにロビーや一部のエリアにはピクサーの雰囲気が漂っていて、ちょっとした“変身中”を体感できました。

ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルのロビー
いまはルクソーJr.(ランプ)が迎えるロビーもこの時はピクサーなりかけ(2023年)
グレートメープル
新レストラン「グレート・メープル」は既にオープンしてました(2023年)

そのほか2023年の訪問で新しい出会い

アドベンチャーランド・ツリーハウス
アドベンチャーランド・ツリーハウスは2023年11月にリニューアルオープン(2023年)
ミッキーのフィルハーマジック
カリフォルニアではミッキーのフィルハーマジックは世界で一番遅い2019年4月にオープン(2023年)
ティアナ・パレス
ティアナ・パレスは2023年9月にオープン(2023年)
ディズニー・パラダイス・ピア・ホテル専用エントランス
カリフォルニア・アドベンチャーに現ピクサー・プレース・ホテル専用エントランスが出来て便利になったのは2022年6月(2023年)

私の記憶のなかの比較

これまで私が訪れた4回の記憶を辿ってきましたが、その時々の写真を比較してみました。感慨深いですね。そして今現在の70周年ではどんな表情を見せてくれるんでしょうね!

眠れる森の美女の城

眠れる森の美女の城2005
2005年
眠れる森の美女の城2012
2012年
眠れる森の美女の城2015
60周年期間中:2015年
眠れる森の美女の城2023
ホリデー期間中:2023年

パラダイス・ピア ⇒ ピクサー・ピア

パラダイス・ピア2005
パラダイス・ピア(オリジナル):2005年
パラダイス・ピア2012
パラダイス・ピア(リニューアル後)2012年
パラダイス・ピア2015
パラダイス・ピア(2012年と大きな変化なし):2015年
ピクサー・ピア2023
ピクサー・ピア(リニューアル後)2023年
パラダイス・ピア2015
パラダイス・ピア:2015年
ピクサー・ピア2023
ピクサー・ピア:2023年

ディズニーランド鉄道のメインストリートUSA駅

ディズニーランド鉄道駅舎2012
2012年
ディズニーランド鉄道駅舎2015
60周年期間中:2015年

ミッキーのトゥーンタウンへの入口

ミッキーのトゥーンタウン入口2012
リニューアル前:2012年
ミッキーのトゥーンタウン入口2023
リニューアル後:2023年

タワー・オブ・テラー ⇒ ガーディアンズ

タワー・オブ・テラー2012
トワイライト・ゾーン・タワー・オブ・テラー:2012年
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!2023
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!:2023年

こうして見返してみると、時代ごとに少しずつ変化してきたパークの姿に、改めて感動します。次に訪れる70周年では、どんな表情を見せてくれるのか…楽しみですね!

そして、70周年のセレブレート・ハッピーへ!

2025年は、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート開園からついに70周年の記念イヤー!パーク全体が“セレブレート・ハッピー”のテーマで彩られ、どこを歩いてもワクワクが止まりません。

私タクミも、この70周年期間に訪問予定があり、どんな新しい体験が待っているか、今から楽しみで仕方ありません。ここからは、そんな70周年の見どころをご紹介しますね。

70周年の見どころ

  • セレブレート・ハッピー・カバルケード
    【ディズニーランド・パーク】ミッキー&フレンズが70周年限定衣装で登場。ダッフィーやシェリーメイも加わり、パレードルートがまるでお祝いパーティーのように盛り上がります。
  • ワンダラス・ジャーニー
    【ディズニーランド・パーク】ディズニー100周年を記念して生まれた壮大なプロジェクション&花火ショーが復活!ディズニー・アニメーション・スタジオの名作たちが次々に登場し、感動と驚きに満ちた旅へと誘います。
  • ペイント・ザ・ナイト
    【ディズニーランド・パーク】夜のパークを再び彩る人気パレードが帰ってきました。100万以上のLEDライトと愛されキャラクターたちのフロートが、輝きと感動を届けます。
  • タペストリー・オブ・ハピネス
    【ディズニーランド・パーク】 “イッツ・ア・スモールワールド”の外観に、色彩と音楽が映し出されるプロジェクションショー。メアリー・ブレアのアートスタイルを彷彿とさせる、モザイク映像でディズニーランドの思い出を表現します。
  • ワールド・オブ・カラー・ハピネス!
    【ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー】『インサイド・ヘッド』のヨロコビが登場し、感情をテーマにした70周年バージョンのナイトスペクタキュラー。音楽と光、水の演出が一体となった、踊り出したくなるような楽しいショーです。
  • ウォルト・ディズニー:マジカル・ライフ
    【ディズニーランド・パーク】史上初のウォルト・ディズニーのアニマトロニクスが登場する新アトラクション。彼の人生と夢に深く触れることができます。2025年7月17日スタート。
  • テーマソング「セレブレート・ハッピー」
    【リゾート全体】ジョナス・ブラザーズが歌う70周年のテーマソング。リゾート全体で流れ、グッズやカバルケードとの一体感を演出します。
  • ベター・トゥギャザー:ピクサーパルズ・セレブレーション!パレード
    【ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー】ピクサー映画の仲間たちが勢ぞろいするカラフルでにぎやかな昼のパレード。

タクミが楽しみにしていること…

70周年の見どころはどれも本当に楽しみですが、なかでも私が注目しているのはこの4つ!

  • 70周年コスチュームのキャラクターたちとご対面!
    この時期だけの特別な衣装を着たミッキーたちに会えるなんてワクワクが止まりません!
  • 「ウォルト・ディズニー:マジカル・ライフ」でウォルトさんとご対面?
    最先端の技術で蘇ったウォルト・ディズニーさんが当時のオフィスで語るなんて胸熱です。
  • メインストリート・オペラハウスでの展示
    ディズニーランドの歴史や貴重なアートを間近で楽しめるスポット。何時間でもいられそう!
  • 「イッツ・ア・スモールワールド」に新たに加わった仕掛け
    第三番の歌詞と『リメンバー・ミー』の新セクションで、感動がさらに深まります。
メインストリート・オペラハウス
60周年イベント期間中のメインストリート・オペラハウス:2023年

まとめ

以上、20年の記憶と思い出をぎゅっとまとめましたが、読んでくださった皆様にも、それぞれの思い出や、これからの訪問にかける思いがあることと思います。
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、訪れる人の数だけ、かけがえのない物語が生まれる場所。
“永遠に完成しないパーク”は、時代とともに様々な変化を重ねてきました。
そして、70周年を迎えたこの年に、また新しい魔法が生まれますように。
これからカリフォルニアを訪れる方も、ぜひご自身だけの“魔法の瞬間”を見つけてくださいね。

タクミ@ミッキーネット

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