WDWディズニー直営リゾート数か所に泊まり歩き!リゾートホップのコツ

アメリカ南部の田舎の風景が広がるディズニー・ポートオーリンズ・リゾート‐リバーサイド
タクミ

ウォルト・ディズニー・ワールドにはそれぞれディズニーらしい個性豊かなテーマで溢れた直営リゾートが多数あり、せっかく訪れたならと2, 3ヶ所に宿泊する“リゾートホップ”がとても人気です。

ウォルト・ディズニー・ワールドには、今や25ヶ所以上のディズニー直営リゾートホテルがあります。はじめて訪れる人も、何度も訪れているディズニーファンも「どこに泊まろう?」と迷ってしまうほどの選択肢!

そこで、人気なのが“リゾートホップ”です。滞在中に複数のリゾートを移動し、それぞれのテーマや雰囲気を楽しむスタイルです。この記事では、ディズニー直営リゾートに数か所泊まるリゾートホップをする場合のメリットや予約のコツ、現地でのポイントを紹介していきます。

ミッキーがセンターで迎えてくれるディズニー・オールスター・スポーツ・リゾート

リゾートホップの基本とメリット

宿泊先を選ぶ際は料金・立地・テーマなどを基準に考えますが、実は 空室状況 も大きなポイントになります。

人気リゾートは、特に繁忙期にはすぐに満室になってしまうこともあり、第一希望のリゾートに全泊できない場合、リゾートホップを活用することで柔軟な滞在計画が可能になります。

たとえば、希望するリゾートに2泊分しか空きがない場合、前後を別のリゾートで予約することで滞在全体を確保できます。また、高級なデラックスリゾートに1泊だけ滞在し、残りはコストを抑えてバリューやモデレートリゾートに泊まるというアレンジも可能です。

このように、リゾートホップを取り入れることで、予算や旅行スタイルに合わせた柔軟なプランニングができるのが大きな魅力です。

テーマで選ぶリゾートホップ

宿泊先を決める上で一つの検討材料になるリゾートのテーマ。どのリゾートを取っても独自の世界観が広がるので迷っちゃう

山岳ロッジスタイルのディズニー・ウィルダネス・ロッジ(デラックス)
湖畔沿いの板張りの遊歩道がロマンティックなディズニー・ボードウォーク・イン(デラックス)
まさに南国リゾート ディズニー・ポリネシアン・ヴィレッジ・リゾート(デラックス)
カーズの世界に迷い込み…ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート(バリュー)
ニューオーリンズのフレンチクオーターが再現ディズニー・ポートオーリンズ・リゾート – フレンチ・クオーター(モデレート)
音楽に溢れるディズニー・オールスター・ミュージック・リゾート(バリュー)
リゾートホップはこんな方におすすめ!

複数のリゾートを楽しみたい
 → せっかくなら、いろんな雰囲気のホテルを満喫!

同じリゾートで連泊できる空室がないとき
 → 予約が取りづらい時期でも、複数ホテルを組み合わせれば解決◎

憧れのリゾートに1泊だけでも泊まりたい
 → 料金の高いリゾートに長期滞在は難しくても、1泊なら夢が叶う!

💡ちょこっと解説💡
ウォルト・ディズニー・ワールドでは「ホテル」ではなく「リゾート」

ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、ディズニーが運営する宿泊施設を“ホテル”ではなく“リゾート”と呼びます。

滞在ゲストの多くが、パークがメインでリゾートは“寝るだけ”になりがちですが、ディズニー直営リゾートには宿泊以上の楽しみ方がたくさんあります。

館内にはダイニングやショップ、プールはもちろん、レクリエーション施設やアクティビティも充実。リゾートによってはジョギングコースやマリーナまで備えられており、滞在そのものが特別な体験になる複合レジャー施設となっています。

お部屋で楽しむテーマの違い

テーマが息づくお部屋は、お部屋だけで見てもリゾートホップで違いを楽しめます。

ディズニー・コンテンポラリー・リゾート(デラックス)
ディズニー・ポップ・センチュリー・リゾート(バリュー)
ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート(モデレート)
ディズニー・オールド・キーウエスト・リゾート(ヴィラ)

宿泊予約のポイント

🏨 予約はリゾートごとに個別で手続き

リゾートホップをする場合、それぞれのリゾートごとに個別に予約を取る必要があります。ディズニーの予約システム上、リゾートが変わると予約をまとめることはできません。リゾート間での移動がある場合は、それぞれのリゾートで個別に予約を手続きする必要があります。

ダイニング予約の受付日がリゾートごとに異なる

ディズニー直営リゾートに宿泊するとチェックイン日の60日前から宿泊期間中の先のダイニング予約が可能になります。リゾートホップをする場合は、リゾート毎に予約がわかれるため、予約の受付はそれぞれのチェックイン日から60日前となり、リゾートホップする件数だけ、受付開始のタイミングが増えることになります。マイ・ディズニー・エクスペリエンスは常に改良を進めているので、今後良い変更があることを願って…。

ダイニング・プランは追加した宿泊の期間だけ

宿泊予約に事前払いのお食事“ディズニー・ダイニング・プラン”を追加した場合は、その予約のチェックイン日からチェックアウト日までの滞在期間中が有効です。リゾートホップして滞在が繋がる日程であっても、次のリゾートに繰り越すことはできません

パークチケットは最初の宿泊に追加

パークチケットは、必要な日数分をまとめて購入するとお得です。最初の宿泊予約にまとめた日数分を追加することで、そのリゾートのチェックアウト後でも2軒目以降のリゾート滞在期間も通しで利用できます。ただし、宿泊予約に追加したパークチケットは、宿泊のチェックイン日を起点とした有効期間があるため、滞在中の入園計画にあっているか要確認です。チェックイン日より前倒しでの使用はできません。

一棟貸しできる湖畔沿いに佇むキャビンでステイケーションも憧れます(コッパー・クリーク・ヴィラ&キャビン・アット・ディズニー・ウィルダネス・ロッジ)

🎟️ 宿泊特典の活用

リゾートホップでうまくディズニー直営リゾートの宿泊特典も活用できます。

ウォーターパーク特典はリゾートホップをうまく利用

2025年のディズニー直営リゾート宿泊者向けに、チェックイン当日はウォーターパークへ無料で入場できる特典があります。日本からの旅行だと、チェックイン日の到着がウォーターパークの営業時間後になることがほとんどなので、この特典をうまく活用できません。ここでリゾートホップがあれば2軒目以降のリゾートでチェックイン日にウォーターパークへ入場する特典を利用できます。

エクステンデッド・イブニング・テーマパーク・アワーズ

エクステンデッド・イブニング・テーマパーク・アワーズは、デラックスとデラックスヴィラクラスの宿泊者限定で、閉園後も特定のパークに滞在できる特典です。リゾートホップする場合、特典対象のリゾートのチェックイン日かチェックアウト日にこの特典が使えます。短期間のデラックス滞在でも、実施日に合わせて計画すれば効率的に活用できます。

✈ 宿泊の順番や泊数にも

予約する際に宿泊するリゾートの順番や宿泊数の長さも検討してみましょう。

最初の宿泊はフライトの遅延に備えて

まれに日本からの長旅では、フライトの遅延やキャンセルによって、予定より大幅に遅れてウォルト・ディズニー・ワールドに到着することがあります。チェックインの当日中に到着できればいいですが、万が一大幅な遅れで到着が翌日の朝以降になってくると、1泊目が堪能できない場合があります。

それに備えるならば、最初の滞在は1泊にしないことや、デラックスクラスとバリュークラスの料金差がある組み合わせでリゾートホップするなら最初に値段を抑えられるバリューで計画するなどの対策があるといいかもしれません。

短い泊数は慌ただしい

1軒あたりの宿泊日数にも注意が必要です。1泊や2泊といった短い滞在の場合、リゾートを移動するたびにパークから戻って急いで荷造りをし、翌朝は荷物を預けて移動、その後パークで遊んだ後に「今夜の部屋はどこだろう?」と探す…という流れは、繰り返すと疲れがたまる原因に。

そのため、1軒あたり最低でも3泊以上の滞在にすると、余裕をもってリゾートホップを楽しめます。リゾートごとの魅力をじっくり味わうためにも、移動の手間を考慮したスケジュールを組むことが大切です。

リゾートホップのポイント:現地での移動と手続き

🧳 荷物運搬サービス

ディズニー直営リゾート間の移動に荷物運搬サービスがあります。チェックアウト後、次に宿泊するリゾートへの運搬を依頼し、当日中に移動先のリゾートで荷物を受け取ることができます。チェックアウト後に朝のお出掛け前に依頼すると、当日の夕方頃には次のリゾートに届いています。依頼や受取はベルデスクで無料で受け付けています。

運搬サービスは荷物を預けて半券を受け取る

ただし、まれに荷物お届けの遅れや紛失などのトラブルが発生することがあります。そのため、タクシーやシェアライドで自分で運ぶことも検討しましょう。特にフライト前日に最後の1泊だけの移動で荷物が紛失すると、フライトまでに荷物が見つからないなどの大きな問題になるため、運搬サービスは避けたい方が安心です。なお、基本的にはバス、モノレール、ボートなどはスーツケースの持ち込みはできません。

📱チェックイン&アウトはアプリで

リゾートホップすると、それぞれのリゾートでチェックインとチェックアウトが必要です。どちらもアプリから簡単に手続きできます。

チェックイン

アプリやウェブサイトからオンランクチェックインができるので、フロントデスクに立ち寄る必要がありません。また、オンランクチェックインをしていればお部屋の準備が整い次第、部屋番号がアプリで確認できるので、お部屋に直行できます。アプリで鍵も開けられるます。

チェックアウト

チェックアウトはアプリから手続きできます。また、午前11時になると自動チェックアウトになるため、特別な用がなければお部屋を出るだけでフロントデスクでの手続きは不要です。

💳 最初に泊まったリゾートのルームキーは使い回せる

最初に宿泊するリゾートでルームキー“キー・トゥ・ザ・ワールド・カード”を受け取っている場合は、そのカードだけで宿泊に追加した分のパークチケット全日程分の入園ができるのはもちろん、リゾートホップ後の2件目以降も同じカードをルームキーとして使用できます。マイ・ディズニー・エクスペリエンスの同一アカウント上にリゾートホップ全ての予約を紐づけしていれば、一枚のカードで全ての予約を管理できます。宿泊1軒毎にルームキーを受け取る必要はありません。

マジックバンドも同様に全ての予約が紐づけされていればパークチケットやルームキーの機能を全てカバーできます。

ルームキー“キー・トゥ・ザ・ワールド・カード”はもらっておくと何かと便利。

🚌 自分自身の移動

ディズニー直営リゾート間でバスの直通運行がないため、ただ単純にパークにお出掛けした帰りはその日に泊まるリゾートに向かいましょう。パークからは、徒歩やバス、モノレール、ディズニー・スカイライナーなどすべてのディズニー直営リゾートへ通じています。

パークからは様々な交通手段でディズニー直営リゾートに直通しています。ディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパに向かうボート

まとめ

リゾートホップは、ウォルト・ディズニー・ワールドならではの楽しみ方のひとつ。異なるテーマのリゾートに滞在することで、それぞれの雰囲気や特色を存分に味わえます。予約のコツやパークチケットの手配、荷物運搬サービスの活用など、事前にポイントを押さえておくことで、よりスムーズで快適な滞在が可能になります。

リゾートごとに異なる魅力を発見しながら、夢のようなディズニーバケーションを楽しみましょう!

タクミ@ミッキーネット

タイトルとURLをコピーしました