“It’s a Small World”で感じる、ディズニー70周年

訪問時期：2025年9月

今年70周年を迎えたディズニーランド・リゾートでは、様々なコンテンツでゲストの皆さんと一緒に、この特別な時をお祝いしている真っ最中です。限定グッズや特別メニュー、そして周年を記念したショーやデコレーションなどパーク全体がまるでお祭りのような華やかさに包まれています。

そんな中でも、私が特に注目しているのが——
おなじみ、世界中の人々から愛され続けている名アトラクション『イッツ・ア・スモール・ワールド』です。

『イッツ・ア・スモール・ワールド』に関連して、ディズニーランド70周年の特別感を味わえる見どころが用意されているんです。今回は、その注目2つをご紹介します。

■注目ポイント
・「イッツ・ア・スモール・ワールド」の楽曲に3番が追加
・アトラクション建物に映し出されるプロジェクションショー「Tapestry of Happiness」

イッツ・ア・スモール・ワールドとThird Verse
70周年を祝う「Tapestry of Happiness」

イッツ・ア・スモール・ワールドとThird Verse

『イッツ・ア・スモール・ワールド』といえば、ディズニーの名作アトラクションであり、シャーマン兄弟が手掛けた楽曲は、誰もが耳にしたことがある名曲ではないでしょうか。

この楽曲には実は今まで2番までの歌詞しか存在していませんでしたが、リチャード・シャーマンさんが亡くなる直前に、ディズニーへの最後の贈り物として新たに3番の歌詞を作詞しました。この歌詞が、「Third Verse」として追加され、ゲストの皆さんへ新たな感動を与えています。3番の歌詞は、リチャード・シャーマンさんが最後に作り上げたもので、彼への追悼の意も込められています。

“it’s a small world” Finale Scene Lyrics

Mother earth unites us in heart and mind
And the love we give makes us humankind
Through our vast wondrous land
When we stand hand in hand
It’s a small world after all.

引用 Disney Parks Blog
https://disneyparksblog.com/disney-experiences/disney-world-and-disneyland-to-debut-its-a-small-world-finale-scene-lyrics

世界にはさまざまな文化があり、衣装、音楽、言葉がそれぞれ違っても、アトラクションでは世界中の子どもたちが同じメロディを歌うことで調和した世界を表していますよね。国や文化が違っても、心は通じ合えること、地球上にいる人々は同じ人間で家族なんだと3番の歌詞からもメッセージを強く感じますね！

また、アナハイムの『イッツ・ア・スモール・ワールド』の魅力の一つは、その数多くのキャラクターになったオーディオ・アニマトロニクス。今回のアップデートで、ディズニー映画『リメンバー・ミー』の主人公、ミゲルが新たに加わりました！

ミゲルは『イッツ・ア・スモール・ワールド』のアトラクションのどこかに登場していますので、ぜひ探してみてくださいね。（もちろん、あの国に登場していますよ！）他にもたくさんのキャラクターがいるので、見逃さないようにしっかりチェックしてみてくださいね。

70周年を祝う「Tapestry of Happiness」

70周年を祝うプロジェクションマッピングショー「Tapestry of Happiness　タペストリー・オブ・ハピネス」は絶対に観てほしいショーの1つです。

ディズニーランド70周年のテーマ「Celebrate Happy」にぴったりな、ハッピーな気持ちになるプロジェクションマッピングのショー。イッツ・ア・スモール・ワールドの建物壁面に投影され、カリフォルニアディズニーランドのアイコン的な要素がこれでもかと登場！70周年テーマソング「Celebrate Happy」に合わせて笑顔に、そして思わず体が動いてしまいます。

ショーの中では、ダッパーダンやディズニーランド・バンド、各テーマランド、アトラクション、ショーやパレードが、ディズニーアーティストであるメアリー・ブレアの作品にインスパイアされた鮮やかで可愛らしいアニメーションで表現され、5分程と短いショーながらもディズニーランドらしい魅力がギュッと詰まっています。