段々とピクサーテーマに!ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルのいま!

ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルのロビー(2023年12月上旬の様子)
ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルのロビー(2023年12月上旬の様子)
タクミ

2024年1月30日にカリフォルニア ディズニーランド・リゾートに「ピクサー・プレイス・ホテル」が誕生します。それまではディズニー・パラダイス・ピア・ホテルとして運営するこのホテルの12月上旬現在の様子をご紹介します。既にホテル全体がピクサー要素に溢れる世界でした。

両方を楽しめるのは今だけ!

ピクサー・プレイス・ホテルに生まれ変わろうとするディズニー・パラダイス・ピア・ホテルは、12月上旬には一般的に入れるエリアはほとんどピクサー要素に溢れていました。しかしながら、またオープンしていない施設やこれから追加される装飾と調度品もありそうです。お部屋はパラダイス・ピアのまま。ピクサー・プレイス・ホテルのデビューまでの残りわずかな期間、パラダイス・ピア要素を味わうには宿泊が必要ですね。昔ながらの要素と生まれ変わる要素が混在する宿泊は、2024年1月29日まで!

ピクサー・プレイス・ホテルへの生まれ変わり基本情報

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートにあるディズニー直営ホテル全3軒のうちの一つ、ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルがアメリカ国内では初の全体がピクサーテーマで統一されたホテル「ピクサー・プレイス・ホテル」に生まれ変わります。準備は着々と進んでいて、ロビーやショップ、プールエリアなどには既にピクサーの世界が広がっていました。

ピクサー・プレイス・ホテル

Pixar Place Hotel
開業 2024年1月30日
内容 ディズニー直営ホテル
場所 カリフォルニア ディズニーランド・リゾート

アメリカ初の施設全体がピクサーテーマになったホテルがカリフォルニア ディズニーランド・リゾートに誕生。エントランスのピクサーランプに出迎えられた瞬間からピクサーの世界が広がり、ロビーから客室、プール、ショップなどピクサーキャラクターに囲まれた滞在がお楽しみいただけます。

料金例(大人2名の場合)

料金と空室状況は随時変動します。

  • 2024年1月31日~1泊
    料金:439.25ドル~
  • 2024年5月1日~1泊
    料金:416.52ドル~
  • 2024年8月12日~1泊
    料金:496.58ドル~
  • 2024年9月23日~1泊
    料金:496.58ドル~
  • 2024年12月19日~1泊
    料金:611.24ドル~
  • 2024年12月31日~1泊
    料金:717.71ドル~
※2023年12月21日現在の料金
※税込み

ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルの素晴らさの継承と変貌

ピクサー・プレイス・ホテルは、ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルを全面改装したホテルです。ホテルのハード面(外観や形)や規模に変更がないので、プールからディズニーランド・パークの花火が見えたり、お部屋タイプによってディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーを一望できたりなどのこのホテルらしい特徴に変更はありません。残念なことにダイニング「PCHグリル」はクローズしてしまったため、キャラクターダイニングはこのホテルにありませんが、新しいレストランがオープンしました。

また、ディズニー・パラダイス・ピア・ホテルは営業を続けたまま、2022年後半頃からピクサー・プレイス・ホテルへの改装を進め、2024年1月30日に生まれ変わります。

ホテルを散策!

12月上旬にホテルを散策してきました。その時点での様子をお伝えしていきます。

外観

外観は既に完成のご様子。以前とシルエットは同じですが、全面が白に塗替えられるなどの変化があります。

2023年12月上旬の様子
白を基調とした外観に。
夜は青くライトアップ。

エントランス(ホテル1階)

本来ならディズニーホテルでは定番のホテルロゴが描かれたマットや装飾がありますが、今現在のメインエントランスはホテル名も掲示されていないシンプルな雰囲気でした。この状態だとちょっと寂しいけど、開業に向けてこれからどんどんピクサー要素が追加されるのでしょうね。

2023年12月上旬の様子
車寄せから見たメインエントランスの様子。

ホテルロビー(ホテル1階)

エントランス入ってすぐのロビーも今はシンプル!完成するとここにはピクサー・ボールの上でバランスを取るピクサーランプ(ルクソーJr.)のオブジェが設置されます。また今後は、天井では無数のピクサーキャラクターを形どったモビールが陽の光にあたりながら揺らぐ演出が楽しめる予定。その他、調度品などもシンプルな内容です。ピクサー・プレイス・ホテルに向けた装飾はこれから準備されるようですね。

2023年12月上旬の様子
以前グーフィーオブジェが置かれていた中央にピクサーランプが登場します。
3階から見たロビーの様子。

フロントデスク周辺(ホテル1階)

現状のディズニー・パラダイス・ピア・ホテルに入ってピクサー要素を最初に感じたのはフロントデスク周辺です。モダンなデザインのロビーにピクサー映画シーンを切り抜いたような大きな絵画が歓迎してくれます。コンセプトアートでは柱のガラスケースには置物が飾られるていたので、これから設置されるのでしょうね。

2023年12月上旬の様子
シーンを思い出してチェックイン手続き中もワクワク。
デスク向かいの壁一面はニモ。中央の柱もこれから装飾される様子。

ピクサー・プレイス・ホテルでは、最初のスケッチから映画作成までのプロセスを表現した様々なアートを見ることができます。未公開のアートも含めピクサーの物語作成を追うことができます。特にフロントデスク周辺でそれらを見つけることができます。

2023年12月上旬の様子
私ときどきレッサーパンダのスケッチも。
ベルデスク横の壁画と色はソウルフル・ワールドを表現。

既に営業開始!新ダイニング(ホテル1階)

レストラン「グレート・メープル」が、ピクサー・プレイス・ホテルのデビューに先駆けてホテル内にオープンしました。南カリフォルニアに数店舗展開するレストランで、ディズニー直営ではないのでウェイターやサーバーもディズニーキャストとはまた違ってオシャレな雰囲気です。朝・昼・晩に営業しており、夜にはフルバーとしての利用も可能です。以前「PCHグリル」があった場所にオープンしました。

2023年12月上旬の様子
グレート・メープルのエントランス

カフェラウンジ(ホテル1階)

今現在準備中と言わんばかりの形だけができたラウンジエリアがホテル1階の一画にありました。クイックサービス形態でテイクアウトもできるような「スケッチパッド・カフェ」がオープンします。このコーヒーショップもグレート・メープルが運営するお店で朝・昼・晩にパティスリーやコーヒー・紅茶を提供。様々な映画のキャラクタースケッチが集結。以前は「サーフサイド・ラウンジ」として食事を提供していました。

2023年12月上旬の様子
スケッチだけでなく周囲の関連する絵もじっくりみたいところ。
ラウンジ奥に会計・提供に使いそうなカウンターあり。

無人コンビニ(ホテル1階)

これまた1階のロビー付近に軽食と飲み物、スナックを販売するセルフサービス・マーケットが設置されています。無人のショップで、お会計はセルフレジを使って行います。サラダやラップサンド、フルーツカップ、ヨーグルトなどのフードメニューと、ペットボトル飲料やマシーンで入れるコーヒー、ポテトチップスやチョコレートなどのお菓子が販売されています。上で紹介した「スケッチパッド・カフェ」ができるまではホテル内で軽食はここで調達が必要です。

2023年12月上旬の様子
広いスペースに陳列棚とセルフレジが。

ショップ

ホテル内唯一のディズニー関連ショップは既にピクサーテーマで営業中です。『ウォーリー』の名前からきた「ストアE」ではピクサーやディズニーランド・リゾートのアイテムが揃います。困った時の風邪薬なども取り扱っています。

クローズしてしまう前にディズニー・パラダイス・ピア・ホテル限定アイテムを買おうと思ってたのに1種類も見つからず…。この時点でピクサー・プレイス・ホテルのロゴが入ったアイテムもなし。

2023年12月上旬の様子
エントランスすぐ横にショップがあります。
ピクサー関連商品が並びます。
人気のスピリットジャージもピクサー(79.99ドル/税抜き)

ルーフトップ・プールとウォータープレイエリア(ホテル3階)

以前と同様に3階にはプールがあります。『ファインディング・ニモ』をテーマにしたスプラッシュゾーンを併設した「ピクサー・プール」は既にオープン。

まずは、ピクサー・プールを見ていきましょう。決して広いプールとは言えませんが、ジャグジーが設置されていたり、プールサイドアメニティも充実していて、ゆったり過ごせます。

2023年12月上旬の様子
太陽を浴びながらリラックスして過ごせそう。
『あの夏のルカ』のアートがたくさん。
大人が嬉しいホイールプール(ジャグジー)
カバナなどの有料アメニティもあります。

ピクサー・プールすぐ横のウォータープレイエリアはニモがテーマで、全長約56mの「クラッシュ・サーフィン・スライド」やスプラッシュゾーンの「ニモ・コーブ」で子供が楽しく過ごせます。

デッキチェアもあるので子供が遊ぶ様子を見ながらのんびりできますね。

ルーフトップの団らんエリア(ホテル3階)

ピクサー・プール横には、焚火を囲んでゆったりソファーでくつろげるエリアがあります。焚き火台は『Mr.インクレディブル』のジャック・ジャックや『マイ・エレメント』のエンバー・ルーメン、『南の島のラブソング』のウク、『インサイド・ヘッド』のイカリの火を司るような4キャラクターの顔を形どっています。

2023年12月上旬の様子
プール横のリラックスゾーン
火のエレメント・エンバーに温もりでチル
火山のウクにもピッタリな役割

ルーフトップのプレイエリア(ホテル3階)

『バオ』や『夢追いウサギ』と言ったピクサー短編作品のキャラクターをイメージした家族で楽しめるフリープレイエリアがこれからオープンします。また、すぐ横に軽食と飲み物を提供するプールバーがリラックスの強い味方になってくれるでしょう。12月上旬現在はプレイエリアもバーも準備中です。

2023年12月上旬の様子
芝生エリアは解放されていました。
上から見た様子。写真右側にプレイエリア作成中。
オープン前のバーには既にメニューが。

フィットネスセンター(ホテル2階)

フィットネスセンターは既にピクサーテーマへの模様替えを終えて利用できる状態になっていました。『モンスターズ・ユニバーシティ』時代のマイクとサリーに並んでランニングで一汗かきましょう!

2023年12月上旬の様子
キャラクターと一緒なら頑張れそう!
フリーウェイトエリア(パワーラックなし)
おしぼりやペットボトルのお水などが用意されています。

セルフランドリー(ホテル2階)

セルフランドリーも改装を経てオープンしました。オフィスが設置された廊下を奥まで進んだ場所にあるので、道があっているか心配になりますが、一本道なので迷うことはなさそうです。ランドリー内にピクサー要素はありませんが、テレビではディズニー作品が放映されています。

2023年12月上旬の様子
洗濯機4台と乾燥機8台が並びます。
支払いはクレジットかデビットカードのみで端末操作。
洗剤の自動販売機もカードのみ受付。

客室

ピクサー・プレイス・ホテルのオープンまで客室はディズニー・パラダイス・ピア・ホテルとしてゲストを迎えています。ピクサーテーマのお部屋はオープンの2024年1月30日までお預けです。逆を言えばディズニー・パラダイス・ピア・ホテルの残りの雰囲気を楽しめるのは今が最後のチャンス!

2023年12月上旬の様子
海岸テーマの雰囲気は残りつつピクサーボールのクッションが追加。
ピクサーテーマになると、このランプはなくなってしますのでしょうね。
一部の消耗品はピクサーの箱に。

その他ホテル内のピクサー

ホテル内の案内の細かい場所にもピクサーキャラクターが登場しています。

お手洗いはウッディとボー
ミーティングルームは頭の中の司令部!?

1階では床にもご注目を。至る所にピクサーキャラクターのシルエットが隠されています。ピクサー・プレイス・ホテルがオープンしたらキャラクター探しも楽しめそう!

2023年12月上旬の様子
見てすぐわかるようなキャラクターから…
個人的にテンションが上がったシルエット

ホテル裏手の駐車場付近の街灯も可愛い!

ホテル周辺にはピクサーボールの街灯
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