ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの予約&鑑賞方法

優先エリアから観たワールド・オブ・カラーの様子
タクミ

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのレギュラーナイトショー「ワールド・オブ・カラー」を優先エリアから鑑賞してきました。今回はダイニングパッケージを利用して、ワイン・カントリー・トラットリアでのお食事と優先エリアからの鑑賞を楽しんできました。レストランの予約から鑑賞までの流れをご紹介します。

実際にダイニングパッケージを利用してみて

12月上旬のとても混んでいる時期にワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージを利用してきました。

今このダイニングパッケージは事前に専用枠で予約することができないので、当日食事をするまで優先エリアに入るために必要なバウチャーを手にすることができない心配がありました。当日はテーブルへの案内と同時に出されたメニューからワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの選択肢を見つけてようやく安堵。

ダイニングパッケージを利用すればワールド・オブ・カラーをより良い場所から鑑賞できる“優先エリア”が用意されています。と思っていましたが、今回実際に鑑賞した場所はあまり優先を感じない場所で、最前列ではないために通路挟んで目の前のゲストの頭が見える中での鑑賞でした。ただ、見る場所が確保できている分多少は時間を有効活用できたと思います。

【基本情報】ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージ

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークで公演されている「ワールド・オブ・カラー」はパラダイス・ベイの水上で行われる噴水、ウォータースクリーンの映像や音楽などでディズニーの物語の世界を表現するナイトスペクタクルショーです。

このショーでは、鑑賞するためのエリアが設けられ、このエリアへの入場にはバーチャルキューワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージに含まれるバウチャーなどが必要です。バーチャルキューとダイニングパッケージはそれぞれ鑑賞エリアは異なり、ダイニングパッケージはより眺めが良い場所が確保された優先エリアとなっています。(バーチャルキューは簡単にいうとアプリで無料で取れる整理券)

今回は対象のレストランで食事することでバウチャー受け取ることができるワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージについて紹介します。

ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージ

World of Color Dining Package
場所 ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
パッケージ
内容
  • 対象レストランでの食事
  • ワールド・オブ・カラー鑑賞エリアのバウチャー
対象
レストラン

料金
  • ストーリーテラー・カフェ
    <ディナー>
    大人 64.00ドル / 子供 38.00ドル
  • ワイン・カントリー・トラットリア
    <ランチ・ディナー>
    大人 62.00ドル / 子供 37.00ドル
予約 60日前より(レストランの席のみ)
オンライン、または、アプリより

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのナイトスペクタクルショー「ワールド・オブ・カラー」の優先エリア(プリファーエリア)を確保できるお食事パッケージ。2ヶ所の対象レストランから選んでお食事すると優先エリアへに入るために必要なバウチャーを受け取れます。

※2024年2月28日現在
※料金は税・チップ別
※子供の料金は3~9歳

上記の他にマジックキー(年間パス)所有者向けの専用ダイニングパッケージや、デザートを食べながら鑑賞できるデザートパーティーもあります。

ダイニングパッケージを直接予約することはできない!?

まず今回紹介する2軒のレストランを対象としたダイニングパッケージで重要なのは、予約はレストランの座席のみで、ダイニングパッケージとしての予約は受け付けていないことです。

ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージという専用枠の予約受付がありません。そのため、対象レストランから選んで通常の予約を取って、予約した当日に食事をする際に空きがあれば初めてそこでダイニングパッケージにすることができます。レストラン予約の時点では優先エリアへ入場するためのバウチャーはまだ確保できいないのです。

ダイニングパッケージでバウチャーを確保するには

事前にワールド・オブ・カラーを鑑賞したい日に対象レストランから通常の予約を取って、当日はレストランの受付時やテーブル案内後にダイニングパッケージを希望する旨を伝えます。空きがありダイニングパッケージにすることができたら、お食事後にバウチャーを受け取ることができます。

当日のダイニングパッケージの受付は、先着順で定員に達し次第終了します。

対象レストラン

一般ゲストが利用できるワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの対象レストランはストーリーテラー・カフェワイン・カントリー・トラットリアの2店舗です。

ストーリーテラー・カフェ / Storytellers Cafe

場所:ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ内
料理:アメリカ料理、ビュッフェ

このレストランはパーク直結のディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ内にあります。ダイニングパッケージが対象になるのはディナーの時間帯のみで、キャラクターダイニングが実施されている時間帯は対象外です。ビュッフェスタイルでローストチキン、魚料理、パスタ、プライムリブのカービングなどが提供されます。

ワイン・カントリー・トラットリア / Wine Country Trattoria

場所:ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
食事:イタリア料理

パーク内にあるイタリア トスカーナ地方ののどかな風景を彷彿させるレストランで、屋内の座席は少なく、大半がテラス席でのお食事。イタリア料理を提供しており、ワインの種類が豊富です。(アルコールはダイニングパッケージとは別料金)

今回の紹介以外に、マジックキー所有者だけが利用できる「マジックキー・テラス」でのお食事を対象にしたダイニングパッケージもあります。

ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの流れ

ダイニングパッケージで、レストラン予約からワールド・オブ・カラーを鑑賞するまでの流れを確認してみましょう。

事前に(旅行前に)
  1. レストラン予約(60日前から)
当日レストランで
  1. レストラン受付
  2. ダイニングパッケージをリクエスト
  3. 食事を楽しむ
  4. 食後にバウチャー受取
鑑賞するまで(当日食後)
  1. 時間までパーク散策
  2. 優先エリアへ入場
  3. 優先エリアで場所取り
  4. ワールド・オブ・カラー鑑賞

【体験談①】ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージのバウチャーを獲得

2023年12月上旬に実際にワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージを利用しました。事前の予約から当日バウチャーを受け取るまでの体験を紹介します。食事したレストランはワイン・カントリー・トラットリアです。

予約したのは4日前

ワイン・カントリー・トラットリアの予約は、利用日の4日前に取りました。パークでのスケジュールを組む中で、予約の埋まり具合も気にしつつ、悩みに悩みんでこの直前の予約。ですが、時間も選べるほど予約には割と余裕がありました。

サーバーにダイニングパッケージをリクエスト

予約した時間より前にレストランへ訪れ、アプリで受付を済ませると数分後に呼び出され、テーブルへ案内してもらいます。その後、担当サーバーがテーブルに現れメニューを紹介してくれます。ここまでは通常のレストランと同様の流れ。

ワイン・カントリー・トラットリア店内の様子

メニューは通常メニューダイニングパッケージ専用メニューの2つを用意してくれていたので、ダイニングパッケージを希望することを伝えます。そこから、ダイニングパッケージのメニューについて案内してくれます。

今回はテーブルへの案内後にダイニングパッケージをリクエストしましたが、バウチャーを確保できるかを早く知りたい場合は受付で確認してもよいかも。

左:通常メニュー / 右:ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージ専用メニュー

専用メニューから料理を選ぶ

ワイン・カントリー・トラットリアでのワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージは3品コース。スターターとアントレは専用メニューから選べ、デザートはワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの特別メニューです。

3品コース

アルコール以外の飲み物も含まれます。

  • スターター / 前菜(いずれか一つ選択)
    ハウスサラダ、または、本日のスープ
  • アントレ / メイン料理(いずれか一つ選択)
    チキン、スパゲッティ、ステーキ、魚、サラダなど8種類。
    *ステーキは追加料金が必要
  • デザート
    ダイニングパッケージ限定デザート
ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージ専用メニュー
9歳以下のお子様用メニュー

スターターはスープを選びました。チーズがたっぷりかけられた酸味のあるミネストローネ。

スープ

アントレは、スパゲッティ・ボロネーゼ。こちらもチーズたっぷり。

スパゲッティ・ボロネーゼは小ぶりに見えて満腹に。

デザートは、ワールド・オブ・カラーの文字が入ったビスコッティ付きのティラミス。初めて見る色合いで驚きましたが、ティラミスはホワイトチョコレートで作られています。

ワイン・カントリー・ティラミス

食後にバウチャー受取

食事をすませると、担当サーバーが伝票と共にバウチャーを持って来てくれます。今回渡されたバウチャーは、1回目のショーの優先エリアに使用できるバウチャーでした。ワールド・オブ・カラーは1日に2回公演されることが多いですが、ここで時間と場所、また、一人につき1枚チケットがあるか確認しましょう。

伝票と共に届いたバウチャー
バウチャーを簡単に説明すると、レストラン名と共に下記のことが記載されています。
  • 午後9時公演のワールド・オブ・カラー
  • 午後8時45分までの入場
  • 鑑賞場所「プリファード / PREFERRED」
  • 2023年12月2日(当日)のみ有効

食事を終えてショーの時間までまたパークを楽しみます。

【体験談】ダイニングパッケージ優先エリア入場から鑑賞まで

ここからは、バウチャー獲得後、優先エリアへの入場から鑑賞までの体験をご紹介します。

入場開始を様子見

なんとなくショー開始の一時間前くらいに会場付近でフラフラしながら、優先エリアへの入場開始の様子を見ていました。ダイニングパッケージでは、ほかに入場を待っているゲストはいない様子です。

同じく一時間前のバーチャルキューでの入場待ちは既に始まったばかりの様子で、ゲストが続々と並び始めていました。

会場のパラダイス・ベイは夜景も素敵

プリファード・ダイニング・エントランスから入場

ワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージの優先エリアへは、専用エントランスから入場します。ロープで仕切られた先の「プリファードダイニング・エントランス」のサイン横ではキャストがバウチャーを回収します。受付開始後、一番ノリで優先エリアに入場しました。

「プリファードダイニング・エントランス / PREFERRED DINING ENTRANCE」のサイン
そのほかバーチャルキュー用にイエローとブルーのエントランスが用意されています。バーチャルキューを取ると、どちらかの色が割り振られます。
イエローエントランス(バーチャルキュー)
ブルーエントランス(バーチャルキュー)

優先エリアの位置

今回のワールド・オブ・カラー・ダイニングパッケージのために用意されていた優先エリアは、パラダイス・ベイの円形の広場でした(写真オレンジの円内)。パラダイス・ベイは高低差のある段々になっていて、優先エリアの円形広場は中段あたりです。水辺では鑑賞中に水しぶきで濡れることがありますが、風も強くなかったので優先エリアで水がかかることはありませんでした。ショーをセンターで見れるようなエリアです。

オレンジ⇒ダイニングパッケージ
黄⇒バーチャルキューのイエロー
青⇒バーチャルキューのブルー

ワールド・オブ・カラーの鑑賞エリア
優先エリアの様子

ホリデーシーズンのエンターテインメント用に、優先エリアの目の前にはステージが用意されていますが、この後撤去されます。

優先エリアに入場して、一番前を陣取りました。優先エリアの円形広場にある階段に腰を掛けて待機です。

優先エリアはRESERVEDで仕切られています

バーチャルキューは優先エリアに遅れて入場

優先エリアはショーの約1時間前に入場を開始しましたが、バーチャルキューの鑑賞エリアは会場が解放されるのを待っていました。その後、ショーの45分前頃にバーチャルキューの入場が始まりました。

あまり優先を感じない優先エリア

バーチャルキューの鑑賞エリアへの入場が始まると目の前にどんどんゲストが!?優先エリアからロープで仕切られた通路を挟んで正面のエリアは、バーチャルキューでブルーが割り当てられたゲストたちの鑑賞エリアとなっていました。優先エリアと多少の段差はありましたが、視界には目の前のゲストの頭が入るので、ビックリするほど優先されている感じがなくなりました。

通路挟んで正面にバーチャルキューで鑑賞するゲストが

鑑賞スタート

ワールド・オブ・カラーは、デザートパーティーなど一部を除いて立見での鑑賞です。ダイニングパッケージの優先エリアももちろん立った状態の鑑賞ですが、鑑賞中も前のゲストの頭がしっかりと目に入りますね。

優先エリアの円形広場の最前列で、身長約170cm + 階段一段分の高さから見たショーの様子はこの通りです。全体を見渡しやすくショー鑑賞は楽しめますが、写真や動画を撮るとやはり気になりますね。

優先エリアからのショーの様子
優先エリアから鑑賞した様子は動画でも。ホリデーシーズンに鑑賞したため、演目は「ワールド・オブ・カラー:シーズン・オブ・ライト」とホリデーの音楽や映像で楽しみました。
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