グラン・デスティーノ・タワー・アット・ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾートへ今年2025年1月に滞在して参りました。沢山の写真とともにその魅力を紹介していきたいと思います！一緒に滞在しているつもりでお楽しみください！
グラン・デスティーノ・タワーは、2019年7月にディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート内の新しいタワー棟としてオープンしました。
ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾートと言えば、アメリカ南西部やメキシコを偲ばせるラテン調をテーマにしたモデレートクラスのリゾート。ディズニー直営の中でも敷地面積が広いリゾートの1つです。その広さは約228,000スクエアフィートにおよび、東京ディズニーランドよりも少し広いのです。客室だけでもなんと2416部屋。宿泊エリアは、ヴィレッジ（カシータス、ランチョズ、ガバナーズ）とタワーに分かれています。
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エントランスとロビー
植物や建物の色味などラテンな佇まい。ですが、曲線模様はどこかスペインを思い浮かばせます。バケーションに来た！っと気分が急上昇しますね。こちらのタワーがコロナドスプリングスのメイン棟となりますので、オーランド空港からのMEARS Connectやクルーズシャトルバスをご利用の方は現在、タワー前で下車となります（下記写真の建物右手辺り）。
エントラス入ってすぐの左右両面の壁にガラス照明の飾りがありとっても素敵です！ロビーにはキャストさんがチェックインや案内のために待ち構えています。
ガウディの有名建築を少し彷彿させるような美しいロビーに圧巻です。モデレートタイプとは思えない、デラックスタイプ級の豪華さです。
ここで、グランデスティーノタワーは何をオマージュしているのかのトリビアです。タワーの名前「デスティーノ」は、ウォルト・ディズニーとサルバドール・ダリが製作していた短編映画「デスティーノ」が由来です。皆さんご存じでしたか？私はタワーのキャストメンバーに教えてもらいました。タワー内には作品に登場するタンポポの綿毛やベルをデザインした装飾があります。作中の曲もタワー内のどこかで流れていたりしたのでしょうか、、、
フロントデスクは背面の赤いステンドグラスのデザインがどこか情熱的で印象に残ります。コロナドスプリングス内にはコンベンションセンターがあるため、タワー内にもデスクやソファーなど至る所に軽く作業できるスペースがあり、電源にも困りません。
15:30過ぎ、ディズニーキャラクター達がロビーへ遊びに来ていました。この時はチップ、デール、デイジーがおりました。パークのように混みあうことはなく、デールに至っては手すりから景色を眺めていました。キャラクター達は予告なく現れますので出会えたらラッキーです！
ロビーは吹き抜けになっており、下の階にはラウンジがあり、座って寛げるようなスペースになっています。
両端には大きなアートワークが飾られています。1枚はウォルト・ディズニー、もう一方の女性はウォルトの妻……ではなく、短編作品のデスティーノに登場するダリアというキャラクターだそうです。キャストさんが教えてくれました。よく見ると隠れミッキーがいます。
タワーにはエレベーターホールが一箇所あり、6機動いております。
最先端な仕様になっております。開いたエレベーターに咄嗟に駆け込んでしまうと、行きたい階に止まらないかもしれません。
こちらは客室廊下です。壁、床、照明までアートな雰囲気で、本当にモデレートだということを忘れてしまうほどのゴージャスさです。モデレートで室内廊下があるのはコロナドスプリングスのこちらのタワーだけです。
お部屋
それではお部屋へ向かいましょう！今回は14階のタワー端の方のお部屋でした。廊下の窓からは遠くにマジックキングダムやコンテンポラリーリゾートが見えます。
こちらのお部屋は「Tower-Resort View – King Bed」です。あたたかな優しい色合いでとても落ち着いた雰囲気です。窓もかなり大きくて開放的です。
こちらのタワーにあるお部屋タイプはどれも、タワー内のお部屋はモデレートの中でもより広々したお部屋の造りとなっています。宿泊したお部屋タイプは定員が大人2名ですが、せーので5つつくらいはスーツケースを一斉に開けられるほど余裕ある広さでした。
リゾートビューとはパークビューのことではなく、駐車場やお庭などリゾートのどこかの景色が見えるお部屋のことを現在は指します。今回は駐車場に面したお部屋ですが、高層階ということもあり、Epcotとハリウッドスタジオが奥に見えます。
夜には、Epcotのナイトショー「Luminous The Symphony of Us」の花火が奥の方で小さく上がっているのが見えましたよ。
続きまして洗面エリアです。洗面ボウルが2台あります。モデレートクラスのリゾートには各部屋このように洗面ボウルが2台あり、複数人で滞在しても朝や夜の洗面所の混雑を緩和できます。
アメニティーは、バニティキット（綿棒、コットン、爪やすり）、シャワーキャップ、マウスウォッシュ、ボディークリーム、そして下に固形石鹼がありました。
歯ブラシ・歯磨き粉はお部屋に用意されておりませんので、忘れてしまった方はハウスキーピングまたはフロントでお申し出いただくと歯磨きセットをもらうことができます。ただ、ヘッド部分が大きいアメリカンサイズです！尚、リゾート内のお店には歯ブラシ・歯磨き粉は販売されていませんでした。
浴室はバスタブがなく、ガラス戸のおしゃれなシャワー室です。
シャワーヘッドは取り外して手で持っての使用が可能です。シャワーフックも高さを変えることができます。吐水調整のボタンがヘッドにありましたが、朝も夜も水圧が少々物足りない感じでした（時間帯によるタワー内の使用状況やお部屋よるのかもしれません）。
クローゼットの中身を覗いてみます。扉の裏が全身鏡になっています。また、アイロンや金庫もこちらです。お帰りの際にパスポートや貴重品を忘れないようにご注意ください。また、パジャマやバスローブはございませんので用意が必要です！
カプセル式のドリンクメーカーが備え付けられています。お部屋でコーヒーや緑茶、紅茶を楽しめます。ケトルがないのですが、水を注ぎ、カプセルを入れずにそのままスタートさせるとお湯が出てきます。または、フードコートへお湯を取りにいくこともできます。
氷は客室フロアのベンディングルーム内に製氷機があります。自動販売機もこちらにあります。
客室内には沢山の電源コンセントとUSB差込口があります。
ディズニー直営リゾートには、各部屋スマートスピーカーが置いてあります。天気教えてくれたり、アラームをセットしてくれたり、ゲームができたり、と色々と遊べます。今回は1人滞在でしたので沢山お相手をしてもらいました。皆さんも、ぜひ「Hey Disney」と声をかけて英語で「I love you」などとお気軽にお話ししてみてください。また、タオルが足りない時などは、こちらのタッチパネルで依頼をするとお部屋まで届けてもらえます（その際はお気持ちとしてチップを）。
ダイニング・ラウンジ
コロナドスプリングスリゾートはモデレートクラスのリゾートの中で最も飲食店の選択肢が多いです。コンベンションセンターが隣接していることも関係しているのでしょう。お食事のジャンルはやはり、メキシコやスペイン系のお料理が多いです。いくつか簡単に紹介します。
トレド – タパス、ステーキ＆シーフード
内容： タパスやステーキなど、スペインにインスパイア
場所： デスティーノタワー16階（夕方〜）
ダリア・ラウンジ
内容： ワインやカクテル、スペイン風タパス
場所： デスティーノタワー16階（夕方〜）
バルセロナ・ラウンジ
内容： カクテル、ワイン、コーヒーなど
場所： デスティーノ・タワーのロビー下の階
スリーブリッジ・バー＆グリル・アット・ヴィラ・デル・ラゴ
内容： グリルやタコスなどスパニッシュアメリカン料理、サングリアやカクテル
場所： 湖ラゴドラゴの中心にある水上レストラン（夕方〜）
マヤ・グリル
内容： タコス、ケサディーヤなどメキシカンなコンテンポラリー料理、マルガリータやテキーラ
場所： タワー直結の建物（タワーのエントランスより徒歩5分ほど）
カフェ・リックス
内容： パン、ドーナッツなどの軽食やドリンク
場所： ショップ「パンチートス」の横
リックス・スポーツ・バー&グリル
内容： ハンバーガーなどアメリカン料理
場所： タワー棟直結、カフェ・リックスのすぐ先
エル・メルカド・デ・コロナド
内容： ハンバーガー、パスタ、ボウル、ベーカリーなどのフードコート（クイックサービス）
場所： リックス・スポーツ・バー&グリルの向かい側
電子レンジを使用したいとき
実は、夕食をお残ししてお部屋へ持ち帰りました。日本ではあまり主流ではありませんが、アメリカではボックスを用意してもらい、気軽にお持ち帰りできます。「Can I get a to-go box, please？」や「Can I have this in a box, please?」などと申し出てみましょう。お部屋にはミニ冷蔵庫があるのでそちらで寝かせます。
温めてから食べたいので、お残しを手に電子レンジがあるフードコート「エル・メルカド」へ。タワー棟からですと5分ほど歩きます。
パーク間の移動手段
ディズニー・ロナドスプリングス・リゾート〜パークやディズニー・スプリングス間は、無料バスが運行しております。
リゾート内には各エリアごとに4箇所のバス停があります。 デスティーノタワーのバス停はエントランスすぐ横にあります。bus stop②⇒③⇒④⇒①の順で往路も復路も停車します。デスティーノタワーは①です。
夜にパークから戻る場合、車内も外も真っ暗なため、車内アナウンスを聞いておかないと、降車場所を間違えたり、見逃してしまいそうでした。疲れて眠ってしまうと降り損ねてしまいます。そこで、コロナドスプリングス・リゾートのお部屋をどれにしようか迷われている場合は、利便性もよく、降車場所も明るく分かりやすいデスティーノタワーが大変お勧めです！
看板や電光掲示板がありますので、どこから乗車なのか、あとどのくらいでバスが来るのかが大変分かりやすいです。運行時間はマイ・ディズニー・エクスペリエンスのアプリからも確認できます。通常20分おきとのことですが、交通状況等により時間は変動しますのでご予定がある方は早め早めの行動が安心です。
バスは様々なデザインがありますので次はどのキャラクターかな？と楽しみの一つです。
オーランドは冬でも、上着が必要な寒い日でも、大雨でゲストが濡れていても、冷エアコンが至る所でかかっております。バスの中は特に寒いです！座席は日本のように布製ではない平らな冷たい素材のため、お尻からも更に冷えます。冷蔵庫の中のように寒いですが、アトラクションの一つと思って楽しみましょう。
リゾート内施設
タワー棟内には紹介した以外にも様々な施設があります。
リゾート内にはお土産屋さんが1店舗あります。パークの商品やコロナドスプリングス限定商品、日用品などが販売されています。パークでの買い忘れがここで見つかるかもしれません。
タワー内にはフィットネスセンターがあります。
プールは4箇所ありますが、タワー内にはありません。ですが、歩いて数分の場所にマヤ遺跡をテーマにしたメインプールがあります。この日は少々肌寒かったため、ジャグジーが混んでいました。
モデレートクラスですが、デラックスクラスのようなクラブレベルのお部屋があります。クラブレベルに滞在のお客様は専用ラウンジをご利用いただけ、軽食や飲み物、夜はアルコールも追加料金なしで提供されます。
チェックイン日のお部屋にまだ入れない時、チェックアウト後などは、メインロビーにあるベルデスクに荷物を預け、パークやディズニー・スプリングスへお出かけすることができます。
荷物を預けるとチケットを渡されますのでこちらを失くさないようにお持ちください。預けること自体は無料サービスですが、お荷物をピックアップする際はお礼としてチップをお渡しするとよいでしょう。
まとめ
ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾートには1〜2泊だけでは楽しみ切れないほどの魅力が沢山あります。リゾートにはアクティビティが毎日用意されています（一部有料）。星空の映画鑑賞、キャンプファイヤー、スパニッシュモザイクアート、サングリア勉強会など子どもから大人まで楽しめる様々な内容です。
特にデスティーノ・タワーはモデレートクラス以上の価値を実感しました。デラックスクラスのような内装、広々としたお部屋、他のモデレートやバリュークラスの客室とは違い同じ建物内にフロントがあり、バス停もすぐ下にあるなど、とにかく利便性が抜群です！パークのために体力を温存できますし、雨でも傘要らずで濡れません。モデレートの価格帯でデラックスのよさも味わえ大変おすすめです！
・ほとんど寝に帰るだけだけど、せっかくならリゾート感も味わいたい。
・今回はデラックスよりも抑えたモデレートの価格帯で探したい。
・バリューやモデレートのような外廊下は避けたい。
・フロントから徒歩10〜15分と外を歩くのは大変。
・スペインやメキシコの雰囲気が好き。
…そんな方々にはデスティーノ・タワーがおすすめです！
一歩タワーへ足を踏み入れると、その館内の美しさとスペインのアートな世界観に引き込まれます。ラグジュアリーだけれども居心地も利便性もよいお部屋、ぜひみなさんの宿泊候補にグラン・デスティーノ・タワー・アット・ディズニー・コロナドスプリングス・リゾートを入れてみてください。
【リゾート情報】
名 称： ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート
所 在： 1001 West Buena Vista Drive Lake Buena Vista, Florida 32830-8403
連絡先： 407-939-1000
料 金：
タワーのお部屋 430ドル前後～（日によって変動）
ヴィレッジのお部屋 320ドル前後～（日によって変動）
⇒こちらの記事もあわせてぜひご参考ください♪「ディズニー直営リゾートのレポート：ディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート」
近 隣：
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※2025年1月滞在時の記事のため、仕様やサービスなど予告なく変更になる場合がございます。あらかじめどうぞご了承ください。
アヤコ＠mickeynet
